モンガラカワハギ科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/26 22:52 UTC 版)
モンガラカワハギ科 Balistidae は11属40種を含み、三大洋に分布する。モンガラカワハギ・クロモンガラ・クマドリ・ムラサメモンガラ・ゴマモンガラ・クラカケモンガラなど、観賞魚として知られる魚種を多く含む。肉には独特の臭みがあり、オキハギなど一部の種類を除いて日本で食用とされることは少ない。固い殻のある貝類やウニなどの海底の無脊椎動物を捕食する種が多いが、動物プランクトンや藻類を食べる種(ナメモンガラ属など)もいる。親魚が卵を保護する習性をもち、繁殖期には近づいたダイバーにも攻撃を加えることがある。 背鰭は前後の部分に分かれ、前部には3本の棘条がある。後部の背鰭と臀鰭を細かく波打たせることで前進する。歯は上顎の外側に4個、内側に3個の2列に並び、餌を噛み砕くことに適応している。 アカモンガラ属 Odonus アミモンガラ属 Canthidermis オキハギ属 Abalistes キヘリモンガラ属 Pseudobalistes クマドリ属 Balistapus ソロイモンガラ属 Melichthys ナメモンガラ属 Xanthichthys ムラサメモンガラ属 Rhinecanthus メガネハギ属 Sufflamen モンガラカワハギ属 Balisotoides Balistes 属 Xenobalistes 属
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