モロ民族解放戦線発足
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/01 23:28 UTC 版)
「モロ民族解放戦線」の記事における「モロ民族解放戦線発足」の解説
MNLFは1970年にヌル・ミスアリらを中心に結成された。当初は90人足らずで弱い組織であったが着々とミンダナオ島やスールー諸島を中心に勢力を拡大し、ゲリラ兵士は最盛期3万人以上の強大な組織となった。 1970年代、誘拐事件を通じて資金獲得を行った。その結果、1975年8月には日本人女性旅行者の誘拐、末広丸乗っ取り、日本人漁船員誘拐事件など立て続けに日本人が巻き込まれる事件も発生。日本国内でも知名度が高まった。さらに1976年4月7日にはフィリピン航空の国内線旅客機をハイジャック、乗り合わせた2人の日本人も巻き込まれている。
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