マズルカ作品6 (ショパン)とは? わかりやすく解説

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マズルカ作品6 (ショパン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/22 20:20 UTC 版)

マズルカ 作品6(マズルカ さくひんろく)は、フレデリック・ショパンが生前に出版をしたマズルカ作品で最初のもの。全4曲。

洗練とは無縁の辺境ポーランドの土着舞曲を、中央フランス社会で広めていく第1作である。

作品6-1

作品6-1の冒頭部分

嬰ヘ短調

第1番。ロンド形式。マズルカの特徴的な音型(三連符と8分音符4つ)が中心となって、半音階的な下降を組み合わせる憂いを帯びたもの。途中にGis音の前打音を繰り返す箇所があり意表をついている。

作品6-2

作品6-2の冒頭部分

Sotto voce 嬰ハ短調

第2番。左手低音部はGis-Disの空虚な5度を繰り返しており、野趣あふれる田舎の光景を描写している。中間はホ長調の官能的な旋律。

作品6-3

作品6-3の冒頭部分

Vivace ホ長調

第3番。作品6-2と同様、左手はE-Hの空虚な5度を鳴らしながら右手が低音(手を交差させる)、高音でマズルカを奏でる。三度の和声が美しい。

作品6-4

作品6-4の冒頭部分

Presto,ma non troppo 変ホ短調

第4番。ごく簡単な三部形式。

関連項目

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