マズルカ作品41 (ショパン)とは? わかりやすく解説

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マズルカ作品41 (ショパン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/19 01:49 UTC 版)

フレデリック・ショパンマズルカ作品41(マズルカさくひんよんじゅういち)は、4曲の作品からなる曲集。曲順は版によって数え方が違うが、ここではオリジナルとされる方の曲順に従う。作曲はホ短調の第2曲のみ1838年マヨルカ島で、残りは1839年にノアンで行われ、その翌年に出版された。ショパンの親友で詩人のステファン・ヴィトフィツキに献呈された。

作品41-1

Maestoso

第26番(ヘンレ社原典版では第29番、作品41-4)、嬰ハ短調。主題はフリギア旋法で書かれ、エキゾチックな雰囲気に満ちている。

作品41-2

Andantino

第27番(ヘンレ社原典版では第26番、作品41-1)、ホ短調。ホ短調の調性を取りながら、開始はイ短調ロ長調の中間部を経てフリギア旋法で終止するため、調性感は曖昧である。

作品41-3

Animato

第28番(ヘンレ社原典版では第27番、作品41-2)、ロ長調。2拍目にアクセントを持ち、ロ長調の主和音を打ち付ける4小節の特徴的なフレーズが何回も繰り返され、めまぐるしく転調を繰り返す。農民の踊りのような土臭いマズル(マズール)。

作品41-4

Allegretto

第29番(ヘンレ社原典版では第28番、作品41-3)、変イ長調。ワルツ風の伴奏と、サロン風の趣を持つ優美な作品。フレーズの途中で消えていくように終わるため、終止感が薄い。

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