マシュー・ジーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > マシュー・ジーの意味・解説 

マシュー・ジー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/03 03:09 UTC 版)

マシュー・ジー
Matthew Gee
生誕 (1925-11-25) 1925年11月25日
出身地 アメリカ合衆国 テキサス州ヒューストン
死没 (1979-07-18) 1979年7月18日(53歳没)
ジャンル ジャズビバップ
職業 ミュージシャン
担当楽器 トロンボーン
レーベル リバーサイド・レコード

マシュー・ジーMatthew Gee1925年11月25日 - 1979年7月18日[1]は、アメリカビバップトロンボーン奏者。

ジーは子供の頃にトランペットとバリトン・ホルンを演奏し、11歳でトロンボーンを始めた。アラバマ州立大学で学んだ後、陸軍に入隊。その前にはコールマン・ホーキンスと演奏している。その後、ディジー・ガレスピー (1946年 - 1949年)、ジョー・モリス、ジーン・アモンズソニー・スティット (1950年)、カウント・ベイシー (1951年)、イリノイ・ジャケー (1952年 - 1954年)、ルー・ドナルドソン (1954年)、サラ・ヴォーン (1956年)、そして1957年に再びギレスピーと演奏した。1956年に、バンドリーダーとして唯一のレコードをリバーサイド・レコードからリリース。1959年から1963年にかけて、デューク・エリントン楽団と断続的に演奏した。1960年代後半には、ポール・クイニシェットやブルックス・カーと小人数のグループで演奏したほか、ソニー・スティットジョニー・グリフィンビッグバンドで演奏している。

ディスコグラフィ

リーダー・アルバム

  • 『ジャズ・バイ・ジー!』 - Jazz by Gee (1956年、Riverside)
  • 『ソウル・グルーヴ』 - Soul Groove (1963年、Atlantic) ※with ジョニー・グリフィン

参加アルバム

ジーン・アモンズ

  • 『メイクス・イット・ハプン』 - Soulful Saxophone (1959年、Chess) ※1948年-1950年録音
  • 『ジャグ・アンド・ソニー』 - Jug and Sonny (1960年、Chess) ※1948年-1951年録音
  • The Gene Ammons Story: The 78 Era (1978年、Prestige) ※1950年-1955年録音

カウント・ベイシー

  • 『ベイシー・イン・ロンドン』 - Basie in London (1956年、Verve)

レイ・ブライアント

  • Dancing the Big Twist (1961年、Columbia)

ルー・ドナルドソン

  • 『カルテット・クインテット・セクステット』 - Quartet/Quintet/Sextet (1957年、Blue Note) ※1952年-1954年録音

デューク・エリントン

  • Blues in Orbit (1960年、Columbia) ※1958年-1959年録音
  • Swinging Suites by Edward E. and Edward G. (1960年)

ディジー・ガレスピー

  • Jazz Recital (1955年、Norgran)

トニー・グレイ

  • Oh, Gee! (1975年、Zim)

ジョニー・グリフィン

  • The Big Soul-Band (1960年、Prestige)

コールマン・ホーキンス

  • In The 50's (Body & Soul Revisited) (1993年、GRP) ※1951年-1958年録音

アースキン・ホーキンス

  • 1946-1947 (1998年、Classics)

イリノイ・ジャケー

  • 『グルーヴィン』 - Groovin' with Jacquet (1956年、Clef) ※1951年-1953年録音
  • 『ザ・キッド・アンド・ザ・ブルート』 - The Kid and the Brute (1955年、Clef)
  • The Soul Explosion (1969年、Prestige)

ソニー・スティット

  • 『カレイドスコープ』 - Kaleidoscope (1957年、Prestige) ※1950年録音
  • 『スティッツ・ビッツ』 - Stitt's Bits (1958年、Prestige) ※1950年録音
  • 『ソニー・スティット&ザ・トップ・ブラス』 - Sonny Stitt & the Top Brass (1962年、Atlantic)

脚注

  1. ^ Deffaa, Chip (2002). “Gee, Matthew (Jr.)”. In Barry Kernfeld. The new Grove dictionary of jazz, vol. 2 (2nd ed.). New York: Grove's Dictionaries Inc.. p. 24. ISBN 1-56159-284-6 

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  マシュー・ジーのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マシュー・ジー」の関連用語

マシュー・ジーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マシュー・ジーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマシュー・ジー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS