マクシム・フェドートフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/23 09:30 UTC 版)
マクシム・ヴィクトロヴィチ・ フェドートフ |
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出生名 | Максим Викторович Федотов |
生誕 | 1961年7月24日(63歳) ![]() |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ヴァイオリニスト、指揮者 |
担当楽器 | ヴァイオリン |
マクシム・ヴィクトロヴィチ・フェドートフ(ロシア語: Максим Викторович Федотов;ラテン文字転写例:Maxim Viktorovich Fedotov、1961年7月24日 - )は、ロシア出身のヴァイオリニスト、指揮者。
経歴
1961年、レニングラードでヴィクトル・フェドートフの息子として生まれた。レニングラードの音楽院で、ボリス・セルゲーエフ、ドミトリー・ツィガーノフとイーゴリ・ベズロドニーにヴァイオリンを師事し、ヴラディスラフ・チェルヌシェンコから指揮法を学んだ。
1981年に全ソ連音楽コンクールのヴァイオリン部門で優勝し、1982年のパガニーニ国際コンクールで4位入賞を果たした。1986年にはチャイコフスキー国際コンクールで2位入賞、東京国際コンクールで優勝を飾った。2003年から2005年までプロコフィエフ記念ロシア交響楽団[1]の首席指揮者を務め、2006年から2010年までモスクワ市交響楽団の音楽監督を務めた。
教育者としては、1987年からモスクワ音楽院で教鞭をとり、2003年から2005年まではグネーシン音楽学校でもヴァイオリンとヴィオラを教えた。
受賞
- 2002年:ロシア政府から人民芸術家の称号を贈られている。
家族・親族
- 父:ヴィクトル・フェドートフは指揮者。
- 妻:ピアニストのガリーナ・ペトロヴァ[2]。
脚注
- ^ ヴェロニカ・ドゥダロワの創設したロシア交響楽団とは別組織。オーケストラの首席指揮者紹介ページ。
- ^ 公式サイト
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