マイズロスの救出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/14 22:34 UTC 版)
フィンゴンはノルドールの分裂を癒すべく、マイズロスの救出を決めた。かれは単身サンゴロドリムを登り、竪琴をもってヴァリノールの歌を歌った。マイズロスは歌い返し、フィンゴンはかれの従兄弟が手の届かない場所に手枷で吊るされているのを見いだした。マイズロスは自らを射殺すように希み、フィンゴンは矢をつがえ、マンウェに祈った。マンウェは鷲の王ソロンドールをたちまち送り、フィンゴンはソロンドールに抱えられ、マイズロスの吊るされた絶壁へと運ばれた。フィンゴンは手枷を打ち壊すことができず、マイズロスの右手を切断した。ソロンドールは二人をヒスルムまで運んだ。ノルドールはみなフィンゴンの行ないを賞賛した。またマイズロスは回復するとアラマンでの裏切りを謝罪し、フィンウェ王家の王権をフィンゴルフィンに明け渡したため、両家の親和はすすんだ。
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