ポール・ミルドレンとは? わかりやすく解説

ポール・ミルドレン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/16 19:17 UTC 版)

ポール・ミルドレン
Paul Mildren
基本情報
国籍 オーストラリア
出身地 南オーストラリア州アデレード
生年月日 (1984-05-03) 1984年5月3日(39歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
195 lb =約88.5 kg
選手情報
投球・打席 左投右打
ポジション 投手
プロ入り 2001年 アマチュアFA
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム オーストラリア
WBC 2006年2009年

ポール・フランク・ミルドレンPaul Frank Mildren, 1984年5月3日 - )は、オーストラリア連邦南オーストラリア州アデレード出身の元プロ野球選手投手)。左投右打。

経歴

2001年フロリダ・マーリンズと契約。2002年にルーキー級ガルフ・コーストリーグ(GCL)のGCLマーリンズ英語版でプロデビュー。

2005年は傘下A+級ジュピター・ハンマーヘッズで10勝3敗、防御率3.08という好成績を残し、A+級フロリダ・ステート・リーグのオールスターゲームのメンバーにも選出された[1]

2006年は傘下AA級カロライナ・マドキャッツで10勝10敗、防御率4.14という成績を残した[2]。またこの年開催された第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)オーストラリア代表として出場を果たした[3]

2007年はAAA級アルバカーキ・アイソトープスに昇格し、またマーリンズの40人枠入りを果たした[3]。しかしメジャー昇格の機会がないまま、シーズン途中にウェイバー公示を経てカンザスシティ・ロイヤルズに移籍した。移籍後はAAA級オマハ・ロイヤルズに在籍した。この年は2球団合計で6勝8敗、防御率6.28という成績に終わった[2]

2008年はマイナー3球団(A+級、AA級、AAA級)3球団で2勝13敗という成績に終わり[2]、この年限りでロイヤルズを退団した。

2009年1月にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結んだ。また3月に開催された第2回WBCオーストラリア代表として出場した。開幕はA+級リンチバーグ・ヒルキャッツで迎え、27試合に登板したが、3勝6敗、防御率5.77という成績に終わり、8月12日に自由契約となった[1]

2010年フランスの野球リーグであるディヴィジオン・アンサヴィニー=シュル=オルジュ・ライオンズフランス語版でプレー[4]

その後は、2010/2011シーズンから2012/2013シーズンまで故郷であるアデレードに本拠地を置くオーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)のアデレード・バイトに3シーズン所属し、現役を引退した[2]

現役引退後は南オーストラリア州で高校の体育教師を務めている[3]

プレースタイル・人物

マイナーで2年連続二桁勝利を挙げるなど豪州期待の本格派左腕だった。140km/h台の速球チェンジアップが主な持ち球である。

詳細情報

代表歴

脚注

  1. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2023年9月17日閲覧。
  2. ^ a b c d Paul Mildren Minor Leagues Statistics”. Baseball-Reference.com. 2023年9月17日閲覧。
  3. ^ a b c Eric Balnar (2022年7月20日). “WHERE ARE THEY NOW? A CATCH UP WITH PITCHER PAUL MILDREN”. Adelaide Giants. 2023年9月17日閲覧。
  4. ^ Paul Frank MILDREN”. Baseball-Stats. 2023年9月17日閲覧。

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