フィル・ブラシントンとは? わかりやすく解説

フィル・ブラシントン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/09 14:42 UTC 版)

フィル・ブラシントン
Phil Brassington
基本情報
国籍 オーストラリア
出身地 オーストラリア首都特別地域キャンベラ
生年月日 (1970-04-19) 1970年4月19日(53歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
180 lb =約81.6 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1991年
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム オーストラリア
WBC 2006年

フィル・ブラシントンPhil Brassington1970年4月19日 - )はオーストラリア連邦オーストラリア首都特別地域キャンベラ出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。

経歴

1993年MLBドラフトカンザスシティ・ロイヤルズから5巡目(全体133位)で指名され入団[1]。契約後は傘下ショートシーズンA級ユージーン・エメラルズ英語版で11試合に登板し、1勝3敗1セーブ、防御率2.42の成績を残したが、肩や肘の故障のため翌年以降は全く登板できず、1997年に退団して帰国した[2]

1999年に再渡米して独立リーグノーザンリーグ・イーストオールバニ・コロニー・ダイヤモンドドッグス英語版に入団し、2001年までの3年間で通算24勝を挙げたが[3]、同年に肩の腱板を損傷してしまった[2]2002年は打者として2試合出場するにとどまり[3]2003年は同リーグのアレンタウン・アンバサダーズ英語版で7試合に登板したが未勝利に終わり退団した[3]

その後は母国で不動産業界で働きながら、独学で本格的にナックルボーラーとしての技術を磨いた[2][4]

2006年第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)オーストラリア代表として出場。第1ラウンドのベネズエラ戦で先発登板し、ベネズエラ打線をナックルボールで翻弄して4イニングをラモン・ヘルナンデスのソロ本塁打のみに抑える好投を見せたが、チームは0-2で敗戦した[5]

その後は2010年から2012年までオーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)でプレーしたのを最後に現役を引退した。

脚注

  1. ^ 5th Round of the 1993 MLB June Amateur Draft”. Baseball-Reference.com. 2023年9月9日閲覧。
  2. ^ a b c LARRY MILLSON (2006年3月11日). “Australian pitcher relishes spotlight”. The Globe and Mail. 2023年9月9日閲覧。
  3. ^ a b c Phil Brassington - Baseball Stats”. The Baseball Cube. 2023年9月9日閲覧。
  4. ^ Michael Morrissey (2006年3月10日). “VENEZUELA ESCAPES VS. SCRAPPY AUSSIES”. nypost.com. 2023年9月9日閲覧。
  5. ^ 試合結果”. NPB.jp 日本野球機構. 2023年9月9日閲覧。

関連項目

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