ポスティン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 04:09 UTC 版)
ポスティン(Postin)はアルゼンチン産の競走馬である。ペルーで走り、24戦13勝の成績をあげた。主な勝鞍は、共和国大統領賞(Presidente de la Republica)2回、リマジョッキークラブ大賞(Jockey Club de Lima)など。 種牡馬になるとペルーで大成功しチャンピオン種牡馬になった。いかに成功したかを示す一つの例をあげると、1955年のペルーダービーの出走馬は全てポスティンの産駒だった。特に活躍したのが三冠馬リオパリャンガ(Rio Pallanga)と四冠牝馬のパンプローナ(Pamplona)である。パンプローナはアメリカの生産者によって購入され、アメリカで産駒を残した。そのうちパンパートミス(Pampered Miss)はフランス1000ギニーに勝った。同じくパンプローナ産駒のエンペリー(Empery)はイギリスダービーを制した。エンペリーは後に種牡馬として日本に輸入された。
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