ボガティレフ編「交響曲第7番変ホ長調」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/05 06:56 UTC 版)
「交響曲第7番 (チャイコフスキー)」の記事における「ボガティレフ編「交響曲第7番変ホ長調」」の解説
1950年代にロシアの作曲家セミヨン・ボガティレフがこの曲を4楽章の交響曲として編曲した。これが「交響曲第7番変ホ長調」である。ボガティレフは第1楽章にはピアノ協奏曲第3番を、第2・4楽章にはタネーエフ編の「アンダンテとフィナーレ」をそれぞれ再編集して用いている。第3楽章スケルツォにはチャイコフスキーの「ピアノのための18の小品」作品72の第10曲「幻想的スケルツォ」を管弦楽編曲して用いている。 この曲は1957年2月7日にミハイル・テリアン指揮モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団により初演が行われた。また、1962年にはユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団によってこの曲の初録音が行われ、そのレコードによってこの曲が世界的に知られることになった。
※この「ボガティレフ編「交響曲第7番変ホ長調」」の解説は、「交響曲第7番 (チャイコフスキー)」の解説の一部です。
「ボガティレフ編「交響曲第7番変ホ長調」」を含む「交響曲第7番 (チャイコフスキー)」の記事については、「交響曲第7番 (チャイコフスキー)」の概要を参照ください。
- ボガティレフ編「交響曲第7番変ホ長調」のページへのリンク