ホスホセリンホスファターゼとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ホスホセリンホスファターゼの意味・解説 

ホスホセリンホスファターゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/08/05 10:11 UTC 版)

ホスホセリンホスファターゼ
識別子
EC番号 3.1.3.3
CAS登録番号 9025-73-4
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB structures
遺伝子オントロジー AmiGO / EGO

ホスホセリンホスファターゼ(Phosphoserine phosphatase、EC 3.1.3.3)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

O-ホスホ-L(またはD)-セリン + 水 L(またはD)-セリン + リン酸

従って、この酵素の基質はホスホセリン、生成物はセリンリン酸である。

この酵素は加水分解酵素に分類され、特にリン酸モノエステル結合に作用する。系統名は、O-ホスホセリン ホスホヒドロラーゼ(O-phosphoserine phosphohydrolase)である。グリシンセリントレオニン代謝に関与している。

構造

2007年末時点で、12個の構造が解かれている。蛋白質構造データバンクのコードは、1F5S1J971L7M1L7N1L7O1L7P1L8L1L8O1NNL2J6Y2J6Z2J70である。

出典

  • BORKENHAGEN LF, KENNEDY EP (1959). “The enzymatic exchange of L-serine with O-phospho-L-serine catalyzed by a specific phosphatase”. J. Biol. Chem. 234 (4): 849–53. PMID 13654276. 
  • Boyer, P.D., Lardy, H. and Myrback, K. (Eds.), The Enzymes, 2nd ed., vol. 5, Academic Press, New York, 1961, p. 73-78.
  • Neuhaus FC and Byrne WL (1959). “Metabolism of phosphoserine. II. Purification and properties of O-phosphoserine phosphatase”. J. Biol. Chem. 234: 113–121. PMID 13610904. 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ホスホセリンホスファターゼ」の関連用語

ホスホセリンホスファターゼのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ホスホセリンホスファターゼのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのホスホセリンホスファターゼ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS