ホスファチジルイノシトールデアシラーゼとは? わかりやすく解説

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ホスファチジルイノシトールデアシラーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/07/31 14:20 UTC 版)

ホスファチジルイノシトールデアシラーゼ
識別子
EC番号 3.1.1.52
CAS登録番号 81604-94-6
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB structures
遺伝子オントロジー AmiGO / EGO

ホスファチジルイノシトールデアシラーゼ(Phosphatidylinositol deacylase、EC 3.1.1.52)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

1-ホスファチジル-D-ミオイノシトール + 水 1-アシルグリセロホスホイノシトール + カルボン酸

従って、基質は1-ホスファチジルイノシトールとの2つ、生成物は1-アシルグリセロホスホイノシトールとカルボン酸の2つである。

この酵素は加水分解酵素に分類され、特にエステル結合に作用する。系統名は、1-ホスファチジル-D-ミオイノシトール 2-アシルヒドロラーゼ(1-phosphatidyl-D-myo-inositol 2-acylhydrolase)である。ホスファチジルイノシトールホスホリパーゼA2(phosphatidylinositol phospholipase A2)やホスホリパーゼA2(phospholipase A2)と呼ばれることもある。

出典

  • Gray NC, Strickland KP (1982). “The purification and characterization of a phospholipase A2 activity from the 106,000 X g pellet (microsomal fraction) of bovine brain acting on phosphatidylinositol”. Can. J. Biochem. 60 (2): 108–17. PMID 7083039. 
  • Gray NC, Strickland KP (1982). “On the specificity of a phospholipase A2 purified from the 106,000 X g pellet of bovine brain”. Lipids. 17 (2): 91–6. doi:10.1007/BF02535181. PMID 7087686. 



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