ホスファチジルイノシトールジアシルグリセロールリアーゼとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ホスファチジルイノシトールジアシルグリセロールリアーゼの意味・解説 

ホスファチジルイノシトールジアシルグリセロールリアーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/09/23 09:15 UTC 版)

ホスファチジルイノシトールジアシルグリセロールリアーゼ
識別子
EC番号 4.6.1.13
CAS登録番号 37288-19-0
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / EGO
500ホスファチジルイノシトールに特異的なホスホリパーゼC (OPM databaseより)

ホスファチジルイノシトールジアシルグリセロールリアーゼ (Phosphatidylinositol diacylglycerol-lyase、EC 4.6.1.13)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

1-ホスファチジル-1D-ミオイノシトール 1D-ミオイノシトール-1,2-環状リン酸 + 1,2-ジアシル-sn-グリセロール

従って、この酵素の基質は1-ホスファチジル-1D-ミオイノシトールのみ、生成物は1D-ミオイノシトール-1,2-環状リン酸と1,2-ジアシル-sn-グリセロールの2つである。

この酵素はリアーゼ、特にリン-酸素リアーゼに分類される。系統名は、1-ホスファチジル-1D-ミオイノシトール 1,2-ジアシル-sn-グリセロールリアーゼ (1D-ミオイノシトール-1,2-環状リン酸形成)(1-phosphatidyl-1D-myo-inositol 1,2-diacyl-sn-glycerol-lyase (1D-myo-inositol-1,2-cyclic-phosphate-forming))である。他に、monophosphatidylinositol phosphodiesterase、phosphatidylinositol phospholipase C、1-phosphatidylinositol phosphodiesterase、1-phosphatidyl-D-myo-inositol inositolphosphohydrolase (cyclic-phosphate-forming)、1-phosphatidyl-1D-myo-inositol diacylglycerol-lyase (1,2-cyclic-phosphate-forming)等とも呼ばれる。この酵素は、イノシトールリン酸代謝に関与している。

構造

2007年末時点で、2つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、1T6M2OR2である。

出典




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ホスファチジルイノシトールジアシルグリセロールリアーゼ」の関連用語

ホスファチジルイノシトールジアシルグリセロールリアーゼのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ホスファチジルイノシトールジアシルグリセロールリアーゼのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのホスファチジルイノシトールジアシルグリセロールリアーゼ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS