ペルヌとは? わかりやすく解説

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パルヌ

(ペルヌ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/31 14:26 UTC 版)

パルヌの位置
パルヌの旗
パルヌの紋章
海岸の風景
パルヌのドローンビデオ 2022

パルヌ(Pärnu)は、エストニアの都市。バルト海のパルヌ湾沿いにある都市であり、エストニア屈指のリゾート地としても知られる。ピャルヌ、ペルヌとも表記される。人口は4万136人(2019年1月時点)[1]

地勢・産業

バルト海のパルヌ湾沿いに位置しており、街をパルヌ川が流れる。港湾都市としての機能を果たすほか、エストニア屈指の観光都市であり、国内のみでなくフィンランドなどからの観光客も訪れる。近隣の都市としては、約65キロメートル東のヴィリヤンディが挙げられる。約45キロメートル南がエストニア・ラトビア間の国境である。

歴史

13世紀、リヴォニア騎士団がこの地に拠点を築いた。バルト海と内陸を結ぶ交易路上に位置しており、14世紀半ばよりハンザ都市のひとつとして繁栄した。その支配国を幾度かかえたのち、18世紀の大北方戦争によってロシア帝国に征服され、1721年のニスタット条約でその領有が確認された。19世紀前半より、パルヌはリゾート地としての開発が進められた。第一次世界大戦後にエストニアの一部として独立を果たしたが、第二次世界大戦中にソ連によって併合された。東欧革命の過程でエストニアが再独立を果たし、パルヌも再びエストニア領となった。

姉妹都市

市川市日本

脚注

参考文献

  • 伊東孝之ら編『世界各国史20 ポーランド・ウクライナ・バルト史』山川出版社、1998年
  • 志摩園子『物語 バルト三国の歴史』中公新書、2004年
  • 原翔『バルト三国歴史紀行I エストニア』彩流社、2007年

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