ベルナルディーノ・ラマツィーニとは? わかりやすく解説

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ベルナルディーノ・ラマツィーニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/10 14:58 UTC 版)

ベルナルディーノ・ラマツィーニ

ベルナルディーノ・ラマツィーニ(ラマッツィーニ)(Bernardino Ramazzini, 1633年11月5日 - 1714年11月5日)はイタリア医師カルピ出身。1682年からモデナ大学、1700年からパドヴァ大学で医学の教授を務めた。

市民や労働者の健康やそのための実践的医療を研究・推進したことで「産業医学の父」として知られており、いわゆる職業病の研究も行なった。また、気管支喘息と有機塵の関連を指摘した。マラリアキナノキの樹皮が有効だと初めて指摘した。著書に『働く人の病』がある。

1714年にパドヴァで死去した。

産業医科大学のマスコット「ラマティー」は、ラマツィーニをモチーフとしたものである。

日本語訳

  • 『働く人々の病気 労働医学の夜明け』松藤元訳. 北海道大学図書刊行会, 1980.3
  • 『働く人の病』東敏昭 監訳. 産業医学振興財団, 2004.9

関連書記

  • 吉中丈志『いのちの証言・二硫化炭素中毒 ラマツィーニ、現代によみがえれ』かもがわ出版, 2016.9



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