プログラム言語インターフェイス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 07:27 UTC 版)
「Verilog」の記事における「プログラム言語インターフェイス」の解説
PLI(Program Language Interface)は、プログラマーに対して、VerilogからC言語で書かれたプログラムに制御を移すことを可能にするメカニズムを提供する。IEEE Std 1364-2005において、PLIは新しいVerilog Procedural Interface(英語版)に完全に置き換えられて公式に非推奨となった。 PLI(現在はVPI)を利用することで、Verilogは、たとえば、テストハーネス、マイクロプロセッサの命令セットシミュレータ、デバッガなど、C言語で書かれた他のプログラムと連携することができる。たとえば、PLIはC言語の関数tf_putlongp()およびtf_getlongp()を提供しており、この関数を利用すると、現在のVerilogタスクや関数の引数の値を読み書きすることができる。具体的には、tf_putlongp(pin, lower_32, higher_32)は、C言語側の higher_32 と lower_32 を、Verilog側の64幅のpin信号にセットすることができ, lower_32 = tf_getlongp(higher_32, pin)は、Verilog側の64幅のpin信号を読み出し、その上位と下位をC言語側の変数 higher_32 と lower_32 にそれぞれセットする。
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