ブラック・スラード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/14 07:09 UTC 版)
ホワイト・スラードがさらに1世紀以上修行を重ねることによって、身体の組織そのものが混沌のエネルギー体とも言える漆黒の闇に変質するものもいる。彼らはブラック・スラードと呼ばれる。ブラック・スラードは巨大なスラードの輪郭をした闇であり、星のように妖しく輝く双眼があるのみである。ブラック・スラードはスラードの最終到達点であり、最強の種である。 第4版ではアビスのエントロピーの力に適応し、物質的な肉体を喪失したスラードである。彼らは卵を植え付ける能力を失ったが、その代わりに強力なエントロピーの力を有している。彼らはスラード王イゴールの部下であり、“エントロピーの王”の前では不滅に等しい力を得る。ブラック・スラードは死ぬとエントロピーの塊である闇の空間、エントロピック・ヴォイド(「エントロピーの虚ろ」ほどの意)になる。もしイゴールがエントロピック・ヴォイドが残存したまま戦いが終わったなら、彼はエントロピック・ヴォイドから新しいブラック・スラードを創造するだろう。
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