フレッシュ・ワロンヌ2010とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > フレッシュ・ワロンヌ2010の意味・解説 

フレッシュ・ワロンヌ2010

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/04/24 04:56 UTC 版)

フレッシュ・ワロンヌ2010(Flèche Wallonne 2010)は、フレッシュ・ワロンヌ(HIS)の74回目のレース。2010年4月21日に行われた。

出場チーム

レース展開

序盤から7人が先行。レース後半に差し掛かるにつれてチーム・サクソバンクが積極的な動きを見せ、2回目のユイの壁の頂上付近で逃げを吸収。その直後、フランク・シュレク(チーム・サクソバンク)がロマン・クロイツィガー(リクイガス・ドイモ)などを引き連れて4人で集団から飛び出す。フランク等は一時メイン集団に30秒程度の差を付けたが、アスタナなどを中心としたメイン集団の追い上げにはかなわず、さらにメイン集団から追いついたアレクサンドル・コロブネフ(チーム・カチューシャ)がカウンターアタックを仕掛けるも失敗。結局、大集団のままゴール地点となる3回目のユイの壁に突入。まずアンドレアス・クレーデン(チーム・レディオシャック)、次いでイゴール・アントン(エウスカルテル・エウスカディ)がスパートを掛けるが、残り300m過ぎでアントンの着き位置に入っていたアルベルト・コンタドール(アスタナ)が加速。しかし、勾配の緩くなる残り100m過ぎに一気にスパートしたカデル・エヴァンス(BMC・レーシングチーム)がコンタドールをパス、ホアキン・ロドリゲス(チーム・カチューシャ)の追撃を振り切ってゴールラインに飛び込んだ。エヴァンスは大会初優勝。また、マイヨ・アルカンシエルを着用しての初勝利ともなった。2位はロドリゲス、3位はコンタドール、アムステルゴールドレース優勝のフィリップ・ジルベール(オメガファーマ・ロット)は11秒遅れの6位だった。

結果

シャルルロワからユイまでの198km
選手名 国籍 チーム 時間
1 カデル・エヴァンス オーストラリア BMC・レーシングチーム 4時間39分24秒
2 ホアキン・ロドリゲス スペイン チーム・カチューシャ
3 アルベルト・コンタドール スペイン アスタナ
4 イゴール・アントン スペイン エウスカルテル・エウスカディ +06秒
5 ダミアーノ・クネゴ イタリア ランプレ・ファルネーゼ=ヴィーニ +09秒
6 フィリップ・ジルベール ベルギー オメガファーマ・ロット +11秒
7 クリス・ホーナー アメリカ合衆国 チーム・レディオシャック
8 アレハンドロ・バルベルデ スペイン ケス・デパーニュ
9 アンディ・シュレク ルクセンブルク チーム・サクソバンク
10 ライダー・ヘシェダル カナダ ガーミン・トランジションズ

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「フレッシュ・ワロンヌ2010」の関連用語

フレッシュ・ワロンヌ2010のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



フレッシュ・ワロンヌ2010のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのフレッシュ・ワロンヌ2010 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS