ロンド・ファン・フラーンデレン2010とは? わかりやすく解説

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ロンド・ファン・フラーンデレン2010

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/04/24 04:46 UTC 版)

ロンド・ファン・フラーンデレン2010(Ronde van Vlaanderen 2010)は、ロンド・ファン・フラーンデレン(UPT)の94回目のレース。2010年4月4日に行われた。

概要

コース

  • 当レース最大の難所と言われるコッペンベルグ(約189km地点)をはじめ、15の登坂箇所が設けられ、内9箇所が石畳アスファルト区域と混在しているところも含む)となっている。
  • 前年からコースの変更が行われ、これまで序盤の登坂箇所として登場していたモレンベルグがレース後半に移動した。

レース展開

前述の通り、レース後半の登坂箇所に移ったモレンベルグ(約217km地点)でファビアン・カンチェラーラがアタック、唯一反応したトム・ボーネンと2人で逃げる展開となる。後続ではデヴィッド・ミラーフィリップ・ジルベールビェルン・ルークマンスの3人が集団から飛び出して追走を試みるも、先頭の2人とは徐々にタイム差が開いていく。

後続に50秒近いタイム差を付けた状態で先頭の2人は最大の勝負所となるカペルミュール(約246km地点)に突入、ここでカンチェラーラのペースアップにボーネンが付いて行けずに脱落。得意の独走態勢に入ったカンチェラーラはボーネンを瞬く間に引き離し、最終的には1分以上の大差を付けて初優勝を飾った。ボーネンは昨年のパリ〜ツール、今年に入ってのミラノ〜サンレモ、直前に行われたE3プライス・フラーンデレンに続いてまたしても2位に終わった。3位争いはカペルミュールでミラーが脱落、最後は2人の争いをジルベールが制して表彰台の最後の一角を掴み取った。

前年覇者で3連覇を狙ったステイン・デヴォルデルは2分35秒遅れの25位、今季初のクラシックレース出場で注目を集めたランス・アームストロングも同タイムの27位だった。

結果

ブリュッヘからニノヴまでの261.9km
選手名 国籍 チーム 時間
1 ファビアン・カンチェラーラ スイス チーム・サクソバンク 6時間25分56秒
2 トム・ボーネン ベルギー クイックステップ +1分15秒
3 フィリップ・ジルベール ベルギー オメガファーマ・ロット +2分11秒
4 ビェルン・ルークマンス ベルギー ヴァカンソレイル +2分15秒
5 タイラー・ファーラー アメリカ合衆国 ガーミン・トランジションズ +2分35秒
6 ジョージ・ヒンカピー アメリカ合衆国 BMC・レーシングチーム
7 ロジャー・ハモンド イギリス サーヴェロ・テストチーム
8 マキシム・イグリンスキー カザフスタン アスタナ
9 ダニーロ・ホンド ドイツ ランプレ・ファルネーゼ=ヴィーニ
10 ヴィイアン・ボネ フランス Bbox ブイグテレコム

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