フランツ・ヨーゼフ1世_(リヒテンシュタイン公)とは? わかりやすく解説

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フランツ・ヨーゼフ1世 (リヒテンシュタイン公)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/23 14:31 UTC 版)

フランツ・ヨーゼフ1世
Franz Josef I.
リヒテンシュタイン侯
在位 1772年2月10日 - 1781年8月18日

出生 (1726-11-26) 1726年11月26日
神聖ローマ帝国ミラノ
死去 (1781-08-18) 1781年8月18日(54歳没)
フランス王国メス
配偶者 レオポルディーネ・フォン・シュテルンベルク
子女 一覧参照
家名 リヒテンシュタイン家
父親 エマヌエル・フォン・リヒテンシュタイン
母親 マリア・アントニア・フォン・ディートリヒシュタイン
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フランツ・ヨーゼフ1世(Franz Josef I., 1726年11月26日 - 1781年8月18日)は、リヒテンシュタイン侯(在位:1772年 - 1781年)。

生涯

リヒテンシュタイン公子エマヌエル(ヨーゼフ・ヴェンツェル公の弟)とディートリヒシュタイン伯女マリア・アントニアの長男としてミラノで誕生。ヨーゼフ・ヴェンツェルの甥にあたり、伯父の子どもたちが次々と夭折していたため、早くから後継者として扱われていた。ヨーゼフ・ヴェンツェルはフランツ・ヨーゼフを自分の庇護下に置き、北イタリアへの遠征にも同行させ、ピアチェンツァの戦い(Battle of Piacenza)でも共に戦った。

1763年、フランツ・ヨーゼフは神聖ローマ皇帝フランツ1世の代理として、レオポルト大公(のちのレオポルト2世)の縁談をまとめるために、スペインに赴いた。1767年に枢密顧問官となり、1771年には802番目のオーストリア・金羊毛騎士団の騎士として叙勲された。

1772年、伯父の跡を受けてリヒテンシュタイン侯になると、彼は経済問題と美術品収集に興味を示した。1781年、フランスのメスで薨去した。

子女

フランツ・ヨーゼフは、1750年7月6日、伯爵令嬢レオポルディーネ・フォン・シュテルンベルクヴァルチツェで結婚した。8人の子どもが生まれた。

  • ヨーゼフ(1752年 - 1754年) - 夭折
  • レオポルディーネ(1754年 - 1823年) - ヘッセン=ローテンベルク方伯カール・エマヌエルと結婚
  • マリア・アントニア(1756年 - 1821年)- 修道女
  • フランツ(1757年 - 1760年) - 夭折
  • アロイス1世(1759年 - 1805年) - リヒテンシュタイン侯
  • ヨーハン1世(1760年 - 1836年) - リヒテンシュタイン侯
  • フィリップ(1762年 - 1802年)- 未婚のまま逝去
  • マリア・ヨーゼファ(1768年 - 1845年) - エステルハージ・デ・ガランタ侯ニコラウス(2世)と結婚

マリー・レオポルディーネは夫の死後、末娘マリアとともにウィーンに住んだ。

先代
ヨーゼフ・ヴェンツェル
リヒテンシュタイン侯
1772年 - 1781年
次代
アロイス1世

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