フマル酸レダクターゼとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > フマル酸レダクターゼの意味・解説 

フマル酸レダクターゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/17 04:55 UTC 版)

フマル酸レダクターゼ(fumarate reductase, FRD)は、フマル酸からコハク酸への還元を触媒する酵素である。これはコハク酸デヒドロゲナーゼが触媒する反応の逆反応であるが、生理的条件では異なる酵素が触媒している。フマル酸還元酵素とも。

電子供与体に基づき以下の表のように分類されており、これらは四次構造や細胞内局在が異なっている。いずれも補因子としてFADを結合するフラボタンパク質である。

記事名 EC番号 電子供与体 四次構造 細胞内局在
フマル酸レダクターゼ (NADH) 1.3.1.6 NADH 単量体 細胞質
フマル酸レダクターゼ (補酵素M/補酵素B) 1.3.4.1 補酵素M,補酵素B ヘテロ2量体 細胞質
フマル酸レダクターゼ (キノール) 1.3.5.4 キノール ヘテロ4量体 ミトコンドリア内膜真核生物
細胞膜原核生物



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「フマル酸レダクターゼ」の関連用語

フマル酸レダクターゼのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



フマル酸レダクターゼのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのフマル酸レダクターゼ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS