フォルハルト法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/27 16:02 UTC 版)
フォルハルト法は逆滴定の一種で、ヤコブ・フォルハルト(英語版)にちなんで名付けられた。この方法は試料に過剰な硝酸銀水溶液を加え、塩化銀をろ過した上で残った銀イオンを、硫酸鉄(III)アンモニウム(英語版)を指示薬としてチオシアン酸アンモニウムで滴定する方法である。この滴定では、終点で血赤色の[Fe(OH2)5(SCN)]2+が生成する。 Ag+ (aq) + SCN− (aq) → チオシアン酸銀 (s) (Ksp = 1.16 × 10−12) Fe(OH)(OH2)2+5 (aq) + SCN− (aq)→ [Fe(OH2)5(SCN)]2+ + OH−
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