フィリピン国鉄DMR1気動車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/09 16:09 UTC 版)
| フィリピン国鉄DMR1気動車 | |
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Alabang駅にて(2016年5月・旧塗装4代目)
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| 基本情報 | |
| 製造所 | 現代ロテム |
| 主要諸元 | |
| 最高運転速度 | 80km/h |
| 編成定員 | 502人 |
| 最大寸法 (長・幅・高) |
20,800×2,850×4,060(mm) |
| 車体 | ステンレス |
| 機関 | カミンズ N14-R |
| 機関出力 | 350hp(261kw)[1] |
| 変速機 | フォイト T211r.3 |
| 保安装置 | なし |
フィリピン国鉄DMR1気動車(フィリピンこくてつDMR1きどうしゃ)は、2009年に営業運転を開始した通勤形気動車[2]。
概要
フィリピン国鉄初のステンレス鋼製、冷房車両として導入された。3両編成で運行され6本(18両)が導入された。
当初は2011年に本車両を増備する予定であったが、計画が中止されたために数のうえでは東日本旅客鉄道(JR東日本)より譲渡された203系電車(40両)が主力車両となった。
車体
軽量ステンレスを使用した車体であり、窓には投石対策用の金網を取り付けている。
これまでに数回塗装が変更されており、2019年に現在の塗装になっている。
2019年以降、他形式と並行してポリカーボネート製窓への交換が進められ、交換された車両は金網が撤去されている。
車内
座席はFRP製。ドアは小窓。
脚注
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