フィカインとは? わかりやすく解説

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フィカイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 02:36 UTC 版)

フィカイン
Ficain
識別子
EC番号 3.4.22.3
CAS登録番号 9001-33-6
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
検索
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フィカイン(Ficain、EC 3.4.22.3)またはフィシン(Ficin)は、イチジクラテックスに由来する酵素である[1][2]パパイヤ由来のパパインパイナップル由来のブロメリンと同じ、システインエンドペプチダーゼとして知られるプロテアーゼに分類される。多くの血液型の識別に最もよく用いられる物質の1つである。

イチジクの果皮や果皮のすぐ内側の白いパルプ質の部分を食べた時、火傷したような痛みや痒さを感じることが(特に果実が未熟な時に)よくある。これは果実のラテックスに含まれるフィカインのせいである。

出典

  1. ^ Liener, I.E. and Friedenson, B. (1970). “Ficin”. Methods Enzymol. 19: 261-273. doi:10.1016/0076-6879(70)19020-3. 
  2. ^ Brocklehurst, K., Willenbrock, F. and Salih, E. (1987). “Cysteine proteinases”. In Neuberger, A. and Brocklehurst, K.. New Comprehensive Biochemistry: Hydrolytic Enzymes. Amsterdam: Elsevier. pp. 39-158 

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