ファーストフード・ネイション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/13 23:23 UTC 版)
| ファーストフード・ネイション | |
|---|---|
| Fast Food Nation | |
| 監督 | リチャード・リンクレイター |
| 脚本 | エリック・シュローサー リチャード・リンクレイター |
| 原作 | エリック・シュローサー |
| 製作 | ジェレミー・トーマス ジェフリー・スコール マルコム・マクラーレン |
| 出演者 | グレッグ・キニア イーサン・ホーク パトリシア・アークエット アヴリル・ラヴィーン カタリーナ・サンディノ・モレノ クリス・クリストファーソン ポール・ダノ |
| 撮影 | リー・ダニエル |
| 編集 | サンドラ・エイデアー |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 上映時間 | 108分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 スペイン語 |
| 製作費 | 2400万ドル |
| 興行収入 | $2,059,246[1] |
『ファーストフード・ネイション』(Fast Food Nation)は、2006年に公開されたアメリカ合衆国とイギリスの合作による映画。
原作はエリック・シュローサーの『ファストフードが世界を食いつくす』(原題: Fast Food Nation)で、シュローサーはこの映画の脚本も手がけている。シュローサーはドキュメンタリーを製作しようとしたが、撮影が難しいと判断しドラマを作ることにしたという。[2]
2006年5月19日にカンヌ映画祭コンペティション部門で初上映され、同年11月にアメリカで一般公開された。日本ではアメリカに1年3カ月遅れて2008年2月に公開された。セックスや麻薬の表現があるため、アメリカ映画協会 (MPAA) はR指定している。
ストーリー
アナハイムに本社を持つハンバーガー・チェーン「ミッキーズ」。マーケティング担当のドンは社長に呼ばれ、大学が行った分析の結果、ハンバーガーのパテに大量の大腸菌が含まれていたと打ち明けられる。ドンは調査を始めるが、そこには工場の衛生問題、店舗における店員の意識、さらには移民問題、環境問題など、様々な要因が渦巻いていた。
キャスト
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| ドン | グレッグ・キニア | 内田直哉 |
| ビート | イーサン・ホーク | 土田大 |
| シンディ | パトリシア・アークエット | 新谷恵 |
| アリス | アヴリル・ラヴィーン | 笹本優子 |
| シルヴィア | カタリーナ・サンディノ・モレノ | |
| ルーディ | クリス・クリストファーソン | |
| ブライアン | ポール・ダノ | |
| アンバー | アシュレイ・ジョンソン | |
| ラウル | ウィルマー・バルデラマ | |
| パコ | ルー・テイラー・プッチ | |
| ココ | アナ・クラウディア・タランコン | |
| トニー | イーサイ・モラレス | |
| ベニー | ルイス・ガスマン | |
| マイク | ボビー・カナヴェイル | |
| トム・ワトソン | マルコ・ペレラ | |
| ハリー・リデル | ブルース・ウィリス | 小室正幸 |
| デビ | ダナ・ウィーラー=ニコルソン | |
| ジョージ | フランシスコ・ロサレス |
制作
この映画は情報が流出しないよう「コヨーテ」[3]というコードネームで撮影が行われ、撮影地にはテキサス州のオースティンやヒューストン、コロラド州のコロラドスプリングス、メキシコなどが選ばれた。
評価
ニューヨーク・タイムズでは「マイケル・ムーアの『華氏911』に次ぐ政治的映画だ」と高い評価を受けていたが、興行収益は振るわずアメリカ国内では100万ドルを超えるにとどまった。[1]
脚注
- ^ a b “Fast Food Nation”. Box Office Mojo. 2008年1月22日閲覧。
- ^ “監督・原作者インタビュー”. 2008年1月20日閲覧。
- ^ 英: coyote
関連項目
外部リンク
固有名詞の分類
| アメリカ合衆国の映画作品 |
ミート・ザ・ペアレンツ2 戦略空軍命令 ファーストフード・ネイション 暴力波止場 フールズ・ゴールド/カリブ海に沈んだ恋の宝石 |
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