ヒト以外の中足骨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/07/03 10:30 UTC 版)
ウマには人差指、中指、薬指に対応した中足骨が存在するが、このうち中指に対応したもののみが指を持ち発達している。親指は進化の極めて早期に退化しており現在見つかっている最古の化石馬の時点で既に中足骨も完全に消失している。次いで小指も早くに退化したために対応する中足骨も早期の化石馬のみの存在で、それ以降は完全に消失し存在しない。人差指と薬指に対応するものはかつては指が存在(三趾馬)したために機能していたが、これもやがて退化し現在ではもはや指が存在しないため痕跡的に存在しているのみで役に立っていないようである。
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