リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカスの意味・解説 

リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカス

(バーナム・アンド・ベイリー・サーカス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/06 03:54 UTC 版)

リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカス
現地語社名
Ringling Bros. and Barnum & Bailey Circus
業種 サーカス
設立 1919年
創業者 リングリング兄弟
P・T・バーナム
ジェームズ・アンソニー・ベイリー
解散 2017年5月21日
本社
ウェブサイト www.ringling.com
テンプレートを表示

リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカス (Ringling Bros. and Barnum & Bailey Circus) は、かつてアメリカ合衆国にあったサーカス団である。解散まで自前のサーカス列車を所有し、巡業に用いていたことでも知られていた。このサーカス列車の様子は、米国のヒストリーチャンネル番組「マットの鉄道万歳!」で取り上げられたこともある。

歴史

興業列車
芸を披露するトラ
バーナム・アンド・ベイリー・サーカスのポスター (1900年)
サーカス内で飼育されていたと思われるバリトラ。一緒に写っているのは、アメリカ人女性初のライオン調教師, ローズ・フランダース・バスカム。(1914年)

1880年代、バーナムベイリーが合併する[1]。1907年にウィスコンシン州バラブーのサーカスを経営するリングリング兄弟 (Ringling Brothers) が、バーナム・アンド・ベイリー・サーカス (the Barnum and Bailey circus) を買収、1919年に合併したことで発足した[1]。規模は、車輌90輌、従業員1540人、ウマ450頭、ゾウ40頭、フットボール場2つ分の大テント、観客席が11000人分[1]、「地上最大」で「最高の知名度」と言われた[1]

1944年7月6日、コネチカット州ハートフォードで公演中に火災が発生し、168名もの死者が出た。消火活動にはピエロらが参加していたことから、「ピエロが泣いた日」と呼ばれた。

リングリング・ブラザーズとバーナム・アンド・ベイリー・サーカスは、合併以前と以後も、他の多くの米国サーカスを頻繁に買収することで成長して行き、実演興行界において支配的な立場に至った。

2015年3月5日、観客の嗜好の変化や規制上の問題を理由に2018年までにゾウの芸を取りやめると発表した。所属するアジアゾウ13頭は引退させるという。なお、動物愛護団体が動物の芸について批判を強めていた。ゾウのショーを中止後、観客の入りが悪くなり経営的に成り立たなくなったことから、2017年1月に、5月の興行をもって解散することを公表[2][3]。5月21日にナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアム(ニューヨーク州)で最後の公演が行われた[4]

2023年に、動物をパフォーマンスに用いずにツアーを再開させると公表した。2023年秋に50都市を巡るツアーを行う予定という。今も公演を続けている。

脚注

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカス」の関連用語

リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのリングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS