バレエメカニック (小説)とは? わかりやすく解説

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バレエ・メカニック (小説)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 15:11 UTC 版)

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バレエ・メカニック
作者 津原泰水
ジャンル SF小説
発表形態 雑誌連載
初出情報
初出 SFマガジン
2004年5月号 - 2005年8月号
刊本情報
出版元 早川書房(想像力の文学)
出版年月日 2009年9月
総ページ数 248
受賞
2009年 AXNミステリー闘うベストテン 第2位
第41回星雲賞 日本長編部門候補
2010年 SFが読みたい!国内篇 第3位
ウィキポータル 文学 ポータル 書物
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バレエ・メカニック』は、津原泰水の小説。2004年よりSFマガジンに掲載、加筆のうえ2009年に早川書房より四六判単行本が刊行、2012年に文庫版、2018年に電子書籍版が刊行された。

概要

第一章「バレエ・メカニック」、第二章「貝殻と僧侶」、第三章「午前の幽霊」から成る。

各章に前衛フィルムの古典の題を冠している[1]。表題、また第一章の章題である「バレエ・メカニック」は、フェルナン・レジェによる映画『バレエ・メカニック』から。

装丁は著者自装。表紙に用いられているのは四谷シモンの人形の写真である。

担当編集者は塩澤快浩

2009年、AXNミステリー闘うベストテン2位。2010年、第41回星雲賞日本長編部門候補。同年、ランキング「SFが読みたい!」国内篇3位。

あらすじ

主な登場人物

木根原魁(きねはらすぐる)
造形作家。第一章の主人公。第二章で死亡。
龍神好実(りゅうじんよしみ)
木根原理沙の主治医。異性装者。第一章は、龍神による二人称の木根原視点で語られる。
木根原理沙(きねはらりさ)
木根原魁の娘。第一章においては植物人間。人類最初の〈不死者〉となったとされる。

書籍情報

  • 『バレエ・メカニック』早川書房/四六判単行本/2009年
  • 『バレエ・メカニック』早川書房/文庫/2012年
  • 『バレエ・メカニック』早川書房/電子書籍/2018年

脚注

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  1. ^ 著者ツイッターアカウント2018年12月6日投稿



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