バラッシ・バーリント記念の剣賞とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > バラッシ・バーリント記念の剣賞の意味・解説 

バラッシ・バーリント

(バラッシ・バーリント記念の剣賞 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 07:07 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
この項目では、ハンガリー語圏の慣習に従い、名前を姓名順で表記していますが、インド・ヨーロッパ語族風にバーリント・バラッシと表記することもあります。(Template:ハンガリー人の姓名
バラッシ・バーリント

バラッシ・バーリントBalassi Bálint, 1554年10月20日 ゾーヨム Zólyom /アルトゾール Altsohl 城(現スロバキアズヴォレン Zvolen - 1594年5月30日 エステルゴム)は、ハンガリールネサンス期の詩人。バラッシャ・バーリント(Balassa B.)とも呼ばれる。

プロテスタント派の大貴族の長男として生まれる。11歳からニュルンベルクで教育を受け、ドイツの大学を卒業。前途は洋々たるものに思われたが、政変などを発端に、波瀾に富んだ人生を歩むことになった。北ハンガリーの軍司令官だった父が、ハンガリー王でもあった皇帝マクシミリアン2世の命令によって、偽証罪で逮捕されたが、父は脱獄し、家族と共にポーランドへ亡命する。その後容疑は晴れ、一家は無事帰国を許されたが、政治的疑惑の目は、以後もバラッシ家に注がれるようになった。父はハプスブルク家に対する名誉回復を図ろうとして、バーリントをトランシルヴァニアへの軍隊として送り出したりしたため、生涯を戦争に捧げることになる(トランシルバニアはハンガリー独立戦争の中心地とみなされていた)。

作品

Siralmas nékem...

  1. Siralmas nékem
    idegen földön
    már megnyomorodnom,
    szívem meghervadt
    nagy bánat miatt,
    nincs már hova fognom.
  2. Laktam földemrül,
    szép szerelmemrül
    mikor gondolkodom,
    jutván eszemben
    ott én mint éltem,
    könyveimet hullatom.
  1. 私には嘆かわしい
    異国の地において
    このように苦しむのは、
    心は萎え果て
    大きな苦しみのため、
    こらえる術も無い。
  2. 長く住んだ地を、
    美しい恋人を
    想う度、
    その地でどのように暮らしたか
    はっきりと思い起こされ、
    書物に涙をこぼした。

この詩はリゲティ・ジェルジが歌曲にしている。

バラッシ・バーリント記念の剣賞

優れたハンガリーの詩人と外国の翻訳者に与えられる賞で、2016年には詩人アゴーチ・シャーンドルとともに日本語訳『ヨージェフ・アティッラ詩集』(未知谷)を翻訳した原田清美に贈られた。

外部リンク


バラッシ・バーリント記念の剣賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 07:07 UTC 版)

バラッシ・バーリント」の記事における「バラッシ・バーリント記念の剣賞」の解説

優れたハンガリー詩人外国翻訳者与えられる賞で2016年には詩人アゴーチ・シャーンドルとともに日本語訳ヨージェフ・アティッラ詩集』(未知谷)を翻訳した原田清美に贈られた。

※この「バラッシ・バーリント記念の剣賞」の解説は、「バラッシ・バーリント」の解説の一部です。
「バラッシ・バーリント記念の剣賞」を含む「バラッシ・バーリント」の記事については、「バラッシ・バーリント」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「バラッシ・バーリント記念の剣賞」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「バラッシ・バーリント記念の剣賞」の関連用語

バラッシ・バーリント記念の剣賞のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



バラッシ・バーリント記念の剣賞のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのバラッシ・バーリント (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのバラッシ・バーリント (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS