バヤゼット (オペラ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/18 01:45 UTC 版)
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『バヤゼット』(Bajazet) RV.703は、アントニオ・ヴィヴァルディ作曲の全3幕からなる歌劇。ティムールとアンカラの戦いで戦って敗れ、捕虜となったバヤズィト1世を主人公としている。
ハッセ、ジャコメッリ、ポルポラ、ブロスキ作曲のアリアも入ったパスティッチョだが、曲の多くはヴィヴァルディが作曲した。例を挙げると、イレーネが歌うもっとも有名なアリア「私はないがしろにされた妻 Sposa son disprezzata」はジャコメッリがファリネッリのために書いた歌劇「メローペ Merope」のアリア"Sposa, non mi conosci"を改作したものである。
初演は1735年、ヴェローナのフィラルモーニコ劇場で行われた。
ファビオ・ビオンディ指揮エウローパ・ガランテの演奏による初の全曲録音が2005年にVirgin Classicsから発売されている。
登場人物
主な楽曲
- 戦場のあの勇士(Qual guerriero in campo armato)
- 作中に登場する人物の名を冠したリッカルド・ブロスキの歌劇、『イダスペ』出典のアリア。実弟のカストラート歌手ファリネッリ(カルロ・ブロスキ)の生涯を描いた映画『カストラート』で、ファリネッリ役が歌う曲目の1つである。
外部リンク
- 『バヤゼット(Bajazet) 』RV.703の楽譜- 国際楽譜ライブラリープロジェクト。PDFとして無料で入手可能。
- あらすじ - ウェイバックマシン(2006年6月2日アーカイブ分)
- バヤゼット (オペラ)のページへのリンク