バック・スタッフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 02:06 UTC 版)
バック・スタッフ(英: backstaff)は、天体の高度角を測るための道具である。別名でデイヴィス四分儀やイギリス式四分儀とも呼ばれる[1]。16世紀の終りごろ、イギリスの航海士だったジョン・デイヴィスによってクロス・スタッフに代わる観測器具として発明された[1]。
- ^ a b c クリストファー・ウォーカー編、山本啓示 川和田晶子訳『望遠鏡以前の天文学 -古代からケプラーまで』恒星社厚生閣、2008年 ISBN 978-4-7699-1085-5
- 1 バック・スタッフとは
- 2 バック・スタッフの概要
- 3 出典
バック・スタッフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 14:25 UTC 版)
「バック・スタッフ」も参照 構造上、クロス・スタッフは観測対象のある方向を向いて使用するため、太陽の高度を測定する際に太陽光線を直視してしまうという事態を招いた。そういった事態を回避するため、16世紀の終わり、イギリス人船長のジョン・デイヴィスによって太陽光線を直接見ずに観測を行うことができるバック・スタッフが考案された。
※この「バック・スタッフ」の解説は、「ヤコブの杖」の解説の一部です。
「バック・スタッフ」を含む「ヤコブの杖」の記事については、「ヤコブの杖」の概要を参照ください。
- バック・スタッフのページへのリンク