バクロフェン/アミトリプチリン/ケタミンゲル

PDQ®がん用語辞書

バクロフェン/アミトリプチリン/ケタミンゲル

【仮名】ばくろふぇん/あみとりぷちりん/けたみんげる
【原文】baclofen/amitriptyline/ketamine gel

化学療法が原因で生じる末梢神経障害（手足における痛み、しびれ、刺痛、灼熱痛、筋力低下など）の治療薬として研究されている物質。バクロフェン、アミトリプチリン、ケタミンという3種類の薬物が含まれており、これらが神経の受容体を遮断することによって筋肉を弛緩させる。このゲル剤は、皮膚の症状のある部分に塗布して用いられる。鎮痛剤の一種である。「bak gel（bakゲル）」とも呼ばれる。