ハルシュタットと塩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 00:08 UTC 版)
「ザルツカンマーグート地方のハルシュタットとダッハシュタインの文化的景観」の記事における「ハルシュタットと塩」の解説
ハルシュタットの「ハル」はケルト語で「塩」を意味しており、「ハルシュタット」は「塩の街」という意味である。19世紀以来、ハルシュタット近郊の塩坑で様々な遺跡が発見されたことにより、5000年程前には岩塩採掘が始まっていたことが明らかになっている。また、ハルシュタット近郊にある塩坑には紀元前6世紀に遡るものもあり、これは現在も操業が行われている中では世界最古の塩坑である。 また、出土品に含まれていた鉄器には、中央ヨーロッパにおける初期鉄器時代のものが多くあった。このことから、紀元前1200年頃から前450年頃の初期鉄器時代をハルシュタット文化と呼ぶようになった。
※この「ハルシュタットと塩」の解説は、「ザルツカンマーグート地方のハルシュタットとダッハシュタインの文化的景観」の解説の一部です。
「ハルシュタットと塩」を含む「ザルツカンマーグート地方のハルシュタットとダッハシュタインの文化的景観」の記事については、「ザルツカンマーグート地方のハルシュタットとダッハシュタインの文化的景観」の概要を参照ください。
- ハルシュタットと塩のページへのリンク