ハチ公と上野英三郎博士像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 18:07 UTC 版)
「東京大学本郷地区キャンパス」の記事における「ハチ公と上野英三郎博士像」の解説
ハチ公の没後80年の命日である2015年3月8日、農学部正門を入ってすぐ左にハチ公と上野英三郎博士像が建立された。ハチ公は、当時東京帝国大学農学部教授であった上野博士に贈られ、農学部(当時は駒場にあった)への通勤や渋谷駅からの出張に送り迎えをしていたという。しかし、飼い始めてから1年半ほどの1925年5月21日、上野博士は大学構内で急逝した。それからハチが死ぬまでのほぼ10年間、朝夕に渋谷駅に通い、博士の姿を探し求めたというエピソードがよく知られている。 この像は、待っていたハチと上野博士が出会い、互いに喜んでいる様子を表現したものであり、人と動物との愛情あふれる関係性を示している。
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