ハゲトキとは? わかりやすく解説

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ハゲトキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/31 07:14 UTC 版)

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ハゲトキ
ハゲトキ
保全状況評価
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: ペリカン目 Pelecaniformes
: トキ科 Threskiornithidae
亜科 : トキ亜科 Threskiornithinae
: ハゲトキ属 Geronticus
: ハゲトキ G. calvus
学名
Geronticus calvus
英名
Southern Bald Ibis

ハゲトキ(学名:Geronticus calvus)は、ペリカン目トキ科に分類される鳥類の一種である。 別名ズアカミドリトキ

分布

南アフリカ東南部。

形態

体長約70cm。頸より下は緑紫いろの光沢のある黒色で、雨覆は紫色がかった光沢のある赤銅色である。 下頸に房状の飾羽がある。頭部と上顎は皮膚が裸出しており桃色に見える(これが和名の由来である)が、 頭頂部は赤い。

幼鳥は、成鳥に比べて体色に光沢が少なく、頭部に薄い灰色の毛が生えている。

生態

山地に生息する。通常、小さな群れで生活する。餌の採食時には湿地や草原、放牧地などに集まる。

昆虫類カタツムリなどの軟体動物、両生類などを捕食する。

繁殖時は小さなコロニーを形成するが、単独で営巣することもある。雄が巣材を集め、雌が崖の割れ目に巣を作る。 1腹2-4個の卵を産み、抱卵期間は24-25日である。抱卵、育雛とも雌雄共同で行う。雛は孵化後約55日で飛べるようになる。

参考文献

  • 『世界の動物|分類と飼育 コウノトリ目+フラミンゴ目』、財団法人東京動物園協会、1985年、90頁




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