ノルディックセミコンダクターとは? わかりやすく解説

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ノルディック・セミコンダクター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/19 05:40 UTC 版)

ノルディック・セミコンダクター
Nordic Semiconductor ASA
種類 公開会社
市場情報 OSE: NOD
本社所在地  ノルウェー
7052
Otto Nielsens veg 12, トロンハイム
設立 1983年 (40年前) (1983)
業種 半導体
事業内容 ワイヤレス通信向け半導体の製造
外部リンク 公式ウェブサイト
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ノルディック・セミコンダクターノルウェー語: Nordic Semiconductor ASA)は、BLEやセルラーIoTに関連するワイヤレス通信向け半導体を製造する多国籍企業。ノルウェートロンハイムに本拠を置き、世界15カ国以上に現地法人を持つ。オスロ証券取引所上場企業(OSE: NOD)。

沿革

1983年ノルウェー科学技術大学の卒業生4人が、ASIC設計のスタートアップ企業をNordic VLSIの社名でトロンハイムに設立[1]、ファブレス半導体サプライヤーとして成長、1998年に超低消費電力ワイヤレスデバイスに注力する姿勢を明確にし[2]2004年に現在の社名に変更した[3]

ノルディック・セミコンダクターの半導体製品は、ワイヤレスマウスやワイヤレスキーボードなどのパソコン周辺機器、ウェアラブル端末を中心に、スポーツ・ヘルスケア機器などにも組み込まれている[2][4]。顧客の8割以上がアジア太平洋地域のメーカーとなっている[4]

日本におけるノルディック・セミコンダクター

日本では丸紅情報システムズや三信電気など代理店を通じた製品サポートが行われてきたが[5]2017年に日本法人「ノルディック・セミコンダクター株式会社」(Nordic Semiconductor Japan KK.)が横浜市西区に設立された[4]。日本企業を顧客とするチップやモジュールの販売に加え、通信キャリアの認証手続を含むIoTシステム構築などの包括的ソリューションも提供している[6]

脚注

  1. ^ Aksjetips, Nordic Semiconductor” (ノルウェー語). ネッタビースン (2021年2月10日). 2021年12月12日閲覧。
  2. ^ a b 低消費電力と高速通信を武器に市場拡大を狙う- NordicのRFデバイス戦略”. TECH+ マイナビニュース (2010年7月7日). 2021年12月12日閲覧。
  3. ^ Nordic VLSI ASA becomes Nordic Semiconductor ASA” (英語). Design and Reuse (2004年5月14日). 2021年12月12日閲覧。
  4. ^ a b c Annual Report 2020” (PDF) (英語). Nordic Semiconductor ASA (2021年3月17日). 2021年12月12日閲覧。
  5. ^ Nordic Semiconductor、設計とエンジニアリングに関する日本企業へのサポートを強化” (PDF). Nordic Semiconductor ASA (2014年1月30日). 2021年12月12日閲覧。
  6. ^ デバイス開発者にとって必要なIoTプラットフォームとは - Braveridge、ノルディック・セミコンダクター インタビュー”. IoTNEWS (2021年10月29日). 2021年12月12日閲覧。

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