ノカルジシンAとは? わかりやすく解説

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ノカルジシンA

分子式C23H24N4O9
その他の名称ノカルジシンA、抗生物質FR-1923、FR-1923、Nocardicin A、Antibiotic FR-1923、FR-1923C、(3S,αR)-3β-[[[4-[(3R)-3-Amino-3-carboxypropoxy]phenyl][(Z)-hydroxyimino]acetyl]amino]-α-(4-hydroxyphenyl)-2-oxo-1-azetidineacetic acid、(3S,αR)-3-[[[4-[(R)-3-Amino-3-carboxypropoxy]phenyl]-[(Z)-hydroxyimino]acetyl]amino]-α-(4-hydroxyphenyl)-2-oxo-1-azetidineacetic acid
体系名:(3S,αR)-3β-[[[4-[(3R)-3-アミノ-3-カルボキシプロポキシ]フェニル][(Z)-ヒドロキシイミノ]アセチル]アミノ]-α-(4-ヒドロキシフェニル)-2-オキソ-1-アゼチジン酢酸、(3S,αR)-3-[[[4-[(R)-3-アミノ-3-カルボキシプロポキシ]フェニル]-[(Z)-ヒドロキシイミノ]アセチル]アミノ]-α-(4-ヒドロキシフェニル)-2-オキソ-1-アゼチジン酢酸


ノカルジシンA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/15 23:15 UTC 版)

ノカルジシンA
識別情報
CAS登録番号 39391-39-4
PubChem 6419429
ChemSpider 4925179 
特性
化学式 C23H24N4O9
モル質量 500.46 g mol−1
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ノカルジシンA(Nocardicin A)は、モノバクタムに分類されるβ-ラクタム系抗生物質である。ノカルディア属の細菌Nocardia uniformisの亜種tsuyamenensis から発見された[1]

メチオニンセリンチロシンから生合成される。これに関わる酵素として、ノカルジシン-Aエピメラーゼが同定されている。7種の類縁体があり、A-Gの記号で表されるが、ノカルジシンAが最も活性が高い[1]

ストレプトマイセス属の細菌からは、この物質の塩素化誘導体が得られている[1]

脚注

  1. ^ a b c Demain, Arnold L and Elander, Richard P (1999). “The β-lactam antibiotics: past, present, and future”. Antonie van Leeuwenhoek 75 (1): 5-19. 


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