ネッキング
プレス型絞り加工において、材料(パネル)が延び切れず、局部的に板厚減少が起き、くびれが発生する状態をいう。さらに発展するとくびれが拡大、割れに至る。製品上のネッキングを見落とすと、車両となってから繰返し応力により割れに発展することがあるので、ネッキングの発生する金型は修正しておかなければならない。修正方法としては、材料が滑りやすくなるように絞りアールの拡大、材料の押さえを弱くする、金型に潤滑油を塗布する、延びやすい材料を使用する、などがある。
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