ニコライ・アビルゴールとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ニコライ・アビルゴールの意味・解説 

ニコライ・アビルゴール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/14 06:41 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ニコライ・アビルゴール
Nicolai Abildgaard
イエンス・ユールによる肖像画
生誕 1743年9月11日
デンマーク,コペンハーゲン
死没 1809年6月4日
デンマーク,フレゼレクスベア

ニコライ・アビルゴール(Nicolai Abraham Abildgaard、1743年9月11日 - 1809年6月4日)はデンマーク新古典派の画家、彫刻家、建築家である。

略歴

コペンハーゲンで生まれた。父親は博物画家、博物学者、考古学者のセーレン・アビルゴール英語版でデンマークの動物に関す著作や、デンマークの墓碑などの調査をした人物で、兄に獣医学校の設立者、ピーダ・クリスチャン・アビルゴール(Peter Christian Abildgaard)がいる。

1764年から1772年まで、デンマーク王立美術院でヨハン・マンデリベリ(Johan Mandelberg)やヨハネス・ヴィーデヴェルト(Johannes Wiedewelt)に学んだ。1771年に奨学金を得て、ローマに留学した。1777年にデンマークに戻り、デンマーク王立美術院の教授となり、1789年に美術院の会長となった。代表作は、クリスチャンスボー城に描いた壁画であったが、これは1794年の城の火災で失われた。

歴史画の他、神話や、ジェイムズ・マクファーソンの叙事詩「オシアン」やシェークスピアの作品などの場面を題材とした。彫刻の分野でも働き、有名な彫刻家、ベルテル・トルバルセンはアビルゴールのもとで、芸術活動を始めた。

アビルゴールの作品

参考文献

  • Eintrag in Dansk biografisk leksikon (dänisch)
  • Howoldt Jenns E./Gaßner, Hubertus (Hrsg.): Nicolai Abildgaard: der Lehrer von Friedrich und Runge, Katalog zur Ausstellung 'Nicolai Abildgaard. Der Lehrer von Friedrich und Runge' in der Hamburger Kunsthalle vom 6. März bis 14. Juni 2009', Bremen 2009.



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ニコライ・アビルゴール」の関連用語

ニコライ・アビルゴールのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ニコライ・アビルゴールのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのニコライ・アビルゴール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS