ナロキソンによるオピオイドの副作用の治療
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 18:06 UTC 版)
「オピオイド」の記事における「ナロキソンによるオピオイドの副作用の治療」の解説
オピオイドの副作用(呼吸抑制、悪心・嘔吐・掻痒感、尿閉、骨格筋の強直など)は、ナロキソンの投与によって軽減することができる。静脈注射後、1~2分で作用が現れ、30~60分持続する。作用時間が短いため、モルヒネのように作用時間の長いものに対して使用する時は、ナロキソンの効果が消失したあとに再びオピオイドの副作用が現れる(renarconization)ことがあり、注意が必要である。ナロキソンの副作用として、血圧上昇、頻脈、肺水腫がある。
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