ドント方式とは? わかりやすく解説

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ドント‐ほうしき〔‐ハウシキ〕【ドント方式】

読み方:どんとほうしき

比例代表制選挙において、各政党配分される議席算定方法の一。各政党得票数を1から順に整数割っていき、その商の大きい順に議席与え方式日本では昭和58年1983)の参議院議員選挙から採用された。考案者であるベルギー法学者ドント(V.d'Hondt)の名にちなむ。


ドント方式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/15 02:27 UTC 版)

ドント方式(どんとほうしき)は政党名簿比例代表において、議席を配分するための最高平均方式highest averages method)のひとつである。この方式はベルギーの数学者ヴィクトル・ドントから名づけられた。ドント方式の配分法は、トーマス・ジェファーソンが、有権者数に基づいて各選挙区に議員定数を割り当てるために考案したジェファーソン方式と同一の結果を与える。


  1. ^ Aurel Croissant and Daniel J. Pojar, Jr., Quo Vadis Thailand? Thai Politics after the 2005 Parliamentary Election Archived 2009年4月19日, at the Wayback Machine., Strategic Insights, Volume IV, Issue 6 (June 2005)
  2. ^ Gary Cox (1991) "SNTV and d’Hondt are ‘Equivalent’ " EIecltoral Studies p118-132
  3. ^ 哲男, 一森「議員定数配分問題の離散最適化による解法について(応用)」『日本応用数理学会論文誌』第23巻第1号、2013年3月25日、doi:10.11540/jsiamt.23.1_15ISSN 2424-0982 
  4. ^ 大和毅彦 (2003)「議員定数配分方式について : 定数削減, 人口変動と整合性の観点から」オペレーションズ・リサーチ 48巻第1号, 23-29頁
  5. ^ 西平重喜 (2001)「比例代表制の計算方法とその意味」選挙研究 16 巻 p. 114-124,183


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