ドプラ法の測定値
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/21 15:08 UTC 版)
左室拡張能の評価 左室流入血流速波形の解析で行う。E波(拡張早期波)とA波(心房収縮期波)とDTによって評価する。E/A>1、DTが150~250msecならば正常である。E/A<1、DTが250msec以上ならば弛緩障害、E/A>2、DTが150msec未満ならば拘束型である。拘束型は左房圧が20mmHg以上を示唆している。 E/E'(イーオーバーイープライム) E波と組織ドップラーを用いた弁輪速度E'の比が高いと心不全が疑われる。 TEI index 近年注目されている新しい心機能の指標であり、0.47以上で心不全を示唆する。
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