ドイツ駐留イギリス軍とは? わかりやすく解説

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在独イギリス軍

(ドイツ駐留イギリス軍 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 03:40 UTC 版)

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在独イギリス軍
紋章
創設 1945年
国籍 イギリス
軍種  イギリス陸軍
 イギリス海軍
 イギリス空軍
基地 ドイツ ビーレフェルト

在独イギリス軍(British Forces Germany)は、ドイツに駐留しているイギリス軍である[1]

現在の海外軍基地一覧。

概要

第二次世界大戦後の分割統治から駐留しており、陸軍、海軍、空軍全ての部隊が存在している[2]

その他、ソ連軍なども駐留していた。

在独イギリス軍のパトカー
在独イギリス軍 本部
本部のセンター

歴史

第一次世界大戦敗北後、イギリス陸軍ライン軍団(BAOR)が設立され、長きに渡り、駐留していた。

第二次世界大戦後

第二次世界大戦で再び敗北したドイツは再び占領され、アメリカ合衆国(アメリカ欧州軍)、ソ連(ドイツ駐留ソ連軍)、フランス、イギリスの軍が駐留していた。

後にソ連占領地域はドイツ民主共和国(東ドイツ)、米英仏の占領地域はドイツ連邦共和国(西ドイツ)として独立するが、東西冷戦の最前線となった西ドイツにイギリス軍は引き続き駐屯を続けた。

在独イギリス軍は陸軍ライン軍団と在独英空軍英語版(Royal Air Force Germany, RAFG)を駐留させた。

冷戦終結後

東欧革命と冷戦終結、さらにはソビエト連邦の崩壊により、イギリス(に限らず西側諸国)は西ドイツ領内に駐留する兵力の大幅削減を実施した。同時に東ドイツに駐屯していたドイツ駐留ソ連軍も1994年に完全撤退した。

その一環として1993年に在独英空軍(RAFG)は1993年に、陸軍ライン軍団(BAOR)も1994年にそれぞれ解散された。

2020年、イギリス軍は空軍、海軍の撤退を実行し、現在は陸軍のみが駐留している。

司令官

  • 1994〜1995年スコット・グラント少将
  • 1995–1997クリストファー・ドリューリー少将
  • 1997〜2001年クリストファーエリオット少将
  • 2001–2003ジョン・ムーア・ビック少将
  • 2003–2006少将デビッドビル
  • 2006〜2009年ムンゴメルヴィン少将
  • 2009〜 2012年ニコラス・キャプリン少将

イギリス軍ドイツを指揮する将官

  • 2012〜2015年少将ジョンヘンダーソン

イギリス軍司令官ドイツ

  • 2015–2018准将イアンベル
  • 2018–2019准将リチャードクレメンツ

イギリス陸軍司令官

  • 2019ティムヒル大佐

装備

今後 (2020年以降)

出典

  1. ^ Wayback Machine”. web.archive.org (2011年10月14日). 2021年8月14日閲覧。
  2. ^ “From occupiers and protectors to guests” (英語). (2004年7月20日). http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/3842031.stm 2021年8月14日閲覧。 

ドイツ駐留イギリス軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/12 03:25 UTC 版)

ヘルフォルト」の記事における「ドイツ駐留イギリス軍」の解説

詳細は「ドイツ駐留イギリス軍(英語版)」を参照 2010年策定され国防戦略である国防および安全保障戦略的見直し英語版)の一環としてイギリス軍では常備兵力が削減されつつある。これを受けて2020年までに常駐部隊としての駐独英軍全面的に撤退させる予定撤収作業2013年から開始している。

※この「ドイツ駐留イギリス軍」の解説は、「ヘルフォルト」の解説の一部です。
「ドイツ駐留イギリス軍」を含む「ヘルフォルト」の記事については、「ヘルフォルト」の概要を参照ください。

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