トランス因子とは? わかりやすく解説

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トランス作働因子

同義/類義語:トランス制御因子, トランス因子,
英訳・(英)同義/類義語:trans-acting element, trans-regulating element

遺伝子活性化タンパクなど、本来発現される場所から離れた別の場所で作用する因子総称

トランス (分子生物学)

(トランス因子 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/04 05:55 UTC 版)

分子生物学におけるトランス(Trans-)とは、「異なる分子の間で機能する」の意味である。「トランスに働く(機能する)」(:Trans-acting)、「トランス・エレメント(要素)」(英:Trans-element)などの用法がある。対義語はシス。一般に、標的遺伝子に対してその発現に影響を与えるような、別の遺伝子(必ずしも別のDNA分子上になくてもよい)もしくはその遺伝子発現の産物であるRNAまたはタンパク質を指す用語である。トランス因子は標的遺伝子と同じ分子上にあるシス因子、または他のトランス因子を介して機能する。

転写においては、標的遺伝子の転写を調節するRNAまたはタンパク質、もしくはそれをコードする遺伝子をトランス要素という。タンパク質の場合は一般に転写因子という。このような発現産物が標的遺伝子と同じ染色体上にあるシス因子(オペレーターエンハンサープロモーター等)に結合することにより、標的遺伝子の転写に影響を与える。

またmRNAの安定性や翻訳に影響を与えるトランス因子としても、種々のタンパク質因子のほか、miRNAなどのRNA因子が知られる。

関連項目

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