トトメス3世のオベリスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 07:30 UTC 版)
「コンスタンティノープル競馬場」の記事における「トトメス3世のオベリスク」の解説
390年、テオドシウス1世はエジプトからオベリスクを取り寄せ、競馬場のトラックの内側にそれを建てさせた。赤みがかった花崗岩を彫ったもので、元々は紀元前1490年、トトメス3世の時代にルクソールのカルナック神殿に建てられたものである。テオドシウス1世はこのオベリスクを3つに分割してコンスタンティノープルまで運ばせた。現存しているのは一番上の部分のみで、今日それが載っている大理石製の台座はテオドシウス1世が作らせたものである。このオベリスクは3,500年前のものでありながら、非常によい状態で維持されている。
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