デルトサの戦いとは? わかりやすく解説

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デルトサの戦い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/21 06:00 UTC 版)

デルトサの戦い(デルトサのたたかい)またはイベラの戦い(イベラのたたかい)は第二次ポエニ戦争中の紀元前215年春に、エブロ川の南岸のデルトサ(現在のトゥルトーザ)近くで行われたカルタゴ共和政ローマ間の戦闘である。グナエウス・コルネリウス・スキピオ・カルウスプブリウス・コルネリウス・スキピオが指揮するローマ軍が、ハスドルバル・バルカが指揮するほぼ同規模のカルタゴ軍を打ち破った。紀元前218年キッサの戦いの勝利の後、グナエウスはヒスパニアでの地位を固めつつあった。これを阻止しようとしてハスドルバルは遠征軍を送るが、紀元前217年エブロ川河口の海戦で敗北してしまう。紀元前215年にハスドルバルは再度遠征軍を送るが、デルトサで再度ローマ軍に敗北した。この敗北の結果、イベリア半島のカルタゴ軍を強化する必要が生じ、その分イタリアにいるハンニバル軍に対する支援が不足することとなった。




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