デュープレクサ、トリプレクサ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/28 20:17 UTC 版)
「分配器」の記事における「デュープレクサ、トリプレクサ」の解説
1本の給電線を2回路に分配するものをデュープレクサ、3回路に分配するものをトリプレクサという。なお、携帯電話や業務無線の分野では、デュープレクサは、同時送受信をする際に送信信号が受信部に回り込まないように、フィルタを組み合わせて設計された分波器を指す。アマチュア無線の場合は、異なるアマチュアバンドのアンテナを1本のアンテナで共用する際に、フィルタを組み合わせて設計された分波器を指す。トリプレクサは、三つの異なる周波数帯のアンテナを1本のアンテナで共用する際に、フィルタを組み合わせて設計された分波器を指す。これらは、分配器とは似て非なるものであり、分配器はエネルギーが半分になるが、デュープレクサ、トリプレクサは、適切に設計されたものであれば、エネルギーの損失はほとんど無い。 詳細は「デュープレクサ」を参照
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