DEPDC5遺伝子
別名:DEPDC5
英語:DEPDC5 Gene、DEP domain containing 5、DEP domain-containing protein 5
肝臓がんの発症に強い関連性を持つとされる遺伝子。2011年7月4日に理化学研究所らの研究チームが発表した。
研究では、C型慢性肝炎から肝臓がんに罹患した人の遺伝子を調べたところ、DEPDC5遺伝子のうち特殊なタイプのDEPDC5遺伝子多型を持つ人は、それを持たない人に比べて、約2倍ほど肝臓がんに罹患するリスクが高いことが判明したという。
DEPDC5の詳細な機能は、発表時点では不明であるが、ちなみに、「DEPDC1遺伝子」と呼ばれる遺伝子は膀胱がんとの密接な関連が指摘されている。
関連サイト:
C型慢性肝炎に起因する肝がん発症に深く関わる遺伝子を発見 - 独立行政法人理化学研究所
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