テルミドールの演説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 05:58 UTC 版)
「テルミドール9日のクーデター」の記事における「テルミドールの演説」の解説
7月26日(テルミドール8日)、国民公会でロベスピエールは、サン=ジュストらに諮らないまま「粛清されなければならない議員がいる」と演説をした。議員達はその名前を言うように要求したが、ロベスピエールは拒否。攻撃の対象が誰なのかわからない以上、全ての議員が震えあがった。反対派たちの結束はこれで決定的なものとなった。 その晩、ロベスピエールはジャコバン・クラブで演説し、「諸君がいま聞いた演説は私の最後の遺言である」と発言した。彼は翌日の悲劇を予感していたのかもしれない。
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